【猛暑で窓が突然割れる!?】“熱割れ”と食卓を直撃する高温被害とは?

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今年の夏は異常だ──。
全国各地で記録的な猛暑が続く中、「窓ガラスが突然割れた」という事例が急増しています。さらに、その暑さの影響は私たちの食卓にも及び、鶏肉の価格が過去最高を更新する異例の事態も。
本記事では、“熱割れ”現象と鶏肉の高騰という二つの猛暑被害に焦点を当て、家庭で気をつけるべきポイントをわかりやすく解説します。


突然“パリーン”…猛暑で起こる「熱割れ」とは?

「窓ガラスにヒビが入った」「割れた音で飛び起きた」──。
そんな声がSNSでも相次いでいます。その原因とされているのが、**“熱割れ”**という現象です。

◆ 熱割れとは?

ガラスの一部が高温になり、他の部分との温度差によって亀裂が入る現象を指します。
特に起こりやすいのが、エアコンで冷やされた室内と、直射日光で熱せられた屋外の温度差が大きくなる猛暑日です。

🔍 専門家の声
ガラス修理業者「ガラパゴス」の高木実さんによれば、
「網入りの“防火ガラス”は、ガラス内部のワイヤが熱を吸収して膨張し、ガラスに圧力をかけて割れるケースが多い」とのこと。

◆ どの家にも潜むリスク

とくに築年数の経った住宅や、日差しの強い方角に面した窓は要注意。
網入りガラスや大きな一枚ガラスは、熱割れのリスクが高まるため、UVカットフィルムの貼付け遮熱カーテンの活用が効果的です。


食卓にも“猛暑の爪痕” 鶏肉が「史上最高値」に!

猛暑の影響は住宅だけでなく、私たちの食卓にもじわじわと忍び寄っています。

◆ 鶏肉が高騰、その理由とは?

東京では鶏むね肉の卸売価格が100gあたり565円と、過去最高値を記録。
これは3か月前と比べて20%以上の上昇です。

🐓 鶏が夏バテ!?
「猛暑で餌を食べず、育たない鶏が増えている」と、精肉業者の今井芳博さん。
さらに、豚肉や牛肉の高騰によって、相対的に鶏肉の需要が高まり、供給不足に拍車がかかっているのです。

◆ 弁当店も悲鳴…でも工夫で乗り越える

北海道にある「デカ盛り弁当・はるき北大前店」では、
鶏肉を一日50kg使うという中で価格高騰に直面。
それでも「提供するサービスの質を落とさずに、他の食材と組み合わせた新メニューで対応する」と店長は語ります。


猛暑対策まとめ:暮らしと食の“守り方”

異常な暑さが続く2025年の夏。私たちができる対策は次のとおりです。

被害原因対策
ガラスの熱割れ室内外の温度差UVカットフィルム・遮熱カーテンの活用、網入りガラスへの注意
鶏肉の高騰餌不足・鶏の夏バテ・他肉類の価格高騰他のたんぱく質食材(大豆製品・卵など)との組み合わせで乗り切る

最後に:猛暑を“学びと工夫”で乗り越えよう

異常気象はもはや珍しいものではなくなりつつあります。
「熱割れ」「食材高騰」など、日常のあちこちに影響を及ぼす暑さ。
でも、正しい知識とちょっとした工夫で、私たちは被害を最小限にとどめることができます。

あなたの家の窓は大丈夫ですか?
今日の夕食の鶏肉、ちょっと高くなっていませんか?

今年の夏は、暑さとどう付き合うかが暮らしのカギです。

プロフィール
著者
diamondken

完全FIREを目指している一般独身男性。
約30年、自動車業界/外資系自動車部品メーカーに従事。
自動車用電装部品の開発にてSW, HW, SYS, PMを経験/担当し今に至る。
趣味はテニス、映画/音楽鑑賞、ゲーム(PS)、読書、旅行、楽器/エレキギターなど。
完全FIRE/経済的自立を実現すべく、資産運用、副業、投資、税金について勉強中。
TOEICスコア: 960

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