「限られた人生をどう生きるか?」
このテーマを深く考えさせてくれる映画が、ジャック・ニコルソンとモーガン・フリーマン主演の**『最高の人生の見つけ方(原題:The Bucket List)』**です。
本作は、単なる感動映画ではなく、FIRE(経済的自立・早期リタイア)を目指す人にとって “目的を明確にするヒント” が詰まった作品だと感じています。本記事では、映画の内容とともに、「バケットリスト(死ぬまでにしたいことリスト)」が人生に与える効果について、筆者の考察を交えて紹介します。
◆ 映画「最高の人生の見つけ方」とは?(※ネタバレあり)
物語の主人公は、性格も立場もまったく異なる2人の男性。
- カーター(モーガン・フリーマン):真面目で家族思いの自動車整備工
- エドワード(ジャック・ニコルソン):大富豪で病院経営者
同じ病室で出会った2人は、どちらも余命6か月と宣告された患者でした。
カーターがこっそり書いていた「死ぬまでにやりたいことリスト(Bucket List)」をきっかけに、2人は人生最後の旅に出ます。
- スカイダイビングに挑戦
- マスタングでレース
- プライベートジェットで世界旅行
- “人生で一度は”の体験を次々と実現
旅の中で2人は衝突しながらも本音で語り合い、家族・愛・人生の意味に向き合っていきます。しかし、カーターが先に亡くなり、残されたエドワードはカーターとの約束を胸に、自らもリストを1つずつ叶えていくのでした。
そして最後、2人の遺灰はエベレストの頂上に並べて置かれ、物語は静かに幕を閉じます。
◆ バケットリストが教えてくれる“FIREの本質”
この映画から学べる大切なメッセージは、次の2つだと思います。
✅ 1. 「やりたいこと」は“時間ができてから考える”では遅い
多くの人はこう考えがちです。
「仕事を定年退職したら、好きなことをしよう」
「お金と時間に余裕ができたら、人生を楽しもう」
しかし現実は、病気・時間不足・体力低下など、“いつか”は突然奪われるもの。
人生の後半で後悔しないためには、早い段階から「自分のやりたいこと」を明確にすることが必須です。
✅ 2. FIREに必要なのは「数字」よりも「目的」
多くのFIRE志望者は、次のような疑問を持ちます。
- いくら貯めたらFIREできる?
- 年間生活費は?
- 投資配分は?
もちろんこれらは大切ですが、もっと重要なのは **「経済的自由を手に入れて、何がしたいのか」**という目的です。
この目的こそが、FIRE後の人生の満足度を左右します。
◆ 最新トレンド:世界では「バケットリスト×FIRE」が常識に?
2024年以降、米国ではFIREコミュニティ内で**バケットリストを使った“リタイア前の人生設計”**が注目されています。
特に広まっている概念がこちら:
“Die With Zero(ゼロで死ね)”理論
→ 貯金しすぎて後悔するのではなく、若いうちから経験に投資しようという考え方
つまり、バケットリストはFIRE後だけでなく、人生のどのタイミングでも「経験への投資判断基準」になるツールとして進化しています。
◆ 書くと気づく。「やりたいこと」は意外と少なく、「やりたくないこと」は多い?
筆者も実際にバケットリストを書いてみましたが…
- すぐには書けない
- 書けても「これ本当にやりたい?」と自問する
そんな気づきがありました。
一方で、**「やりたくないことリスト」**はスラスラ書けました。
これは、自分が避けたい価値観や環境が明確になっている証拠。
おすすめの作り方はこの2つ:
| リスト | 目的 |
|---|---|
| ✅ やりたいことリスト(Bucket List) | 人生の行動指針になる |
| ❌ やりたくないことリスト(Reverse Bucket List) | 生き方・働き方の軸が見える |
どちらも作ることで、人生の優先順位がクリアになります。
◆ まとめ:人生は有限。「いつか」でなく「今」書いてみよう
『最高の人生の見つけ方』は、“人生はいつ終わるかわからない”という現実と向き合う勇気を与えてくれる作品です。
- やりたいことを言語化する
- 行動に移す
- 後悔しない人生を設計する
この3つは、FIRE・非FIREに関係なく、すべての人に必要なこと。
この映画を観て、この記事を読み終えた今がチャンスです。
ぜひまず3つでいいので、バケットリストを書いてみてください。
✏️ まず書いてみよう(ワーク付き)
質問:あなたに残された時間が1年だとしたら、何をしますか?
→ これがあなたの最初のバケットリストです。
映画と記事を通して、あなたの人生に「やりたいこと」と「限られた時間」を意識するきっかけになれば幸いです。

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