シェアハウスって本当にお得?実際に住んで感じたメリットと注意点【体験談】

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「家賃を抑えたい」「人との交流を楽しみたい」といった理由で、シェアハウスを検討する方は増えています。とくにFIRE(早期リタイア)を目指す方にとっては、生活コストを下げる手段のひとつとして注目されています。

私自身、静岡県浜松市に移住することになり、実際にシェアハウスに7ヶ月間暮らしました。今回はその体験をもとに、シェアハウスのメリット・注意点を率直にお伝えします。

※この記事は筆者の個人的な体験に基づくものであり、すべてのシェアハウスに当てはまるわけではありません。


シェアハウスの主なメリット

1. 家賃や初期費用を抑えられる

  • 家賃が比較的安価
  • 敷金・礼金が不要な物件も多い
  • 光熱費込みの料金形態が多く、支出の見通しが立てやすい

2. 家具・家電付きですぐに生活を始められる

冷蔵庫、洗濯機、電子レンジ、ベッドなどが揃っていることが一般的です。初期投資がほとんど必要なく、短期的な滞在にも向いています。

3. 人との交流のきっかけになる

共用スペースで他の入居者と自然に交流できるため、新たな価値観に触れたり、友人ができたりすることもあります。


実際に住んで分かった注意点・デメリット

1. 共用ルールが守られないこともある

キッチンやリビングなどの共用スペースでは、清掃ルールや利用マナーが徹底されていないケースも。
・冷蔵庫の食材が長期間放置される
・使用後に掃除をしない入居者がいる
など、小さなことでもストレスに感じる場面がありました。

2. 時間帯の取り合いが起きやすい

浴室・洗面所・洗濯機などの数には限りがあるため、朝や夜のピークタイムには順番待ちが発生します。
スケジュール通りに動けないことが、生活のストレスになることもあります。

3. 生活リズムの違いによる音の問題

入居者の中には早朝から活動する人や夜勤の方もおり、生活時間帯が異なります。
・早朝の洗濯機使用
・深夜の話し声や物音
こうした生活音は予想以上に響き、就寝中のストレス要因になることもありました。

4. 個人のスペースが限定される

水回り用品(シャンプー、歯磨きセットなど)は毎回持ち運ぶ必要があり、物を置いておけない場合が多いです。小さな手間ですが、積み重なると負担に感じることも。

また、トイレや洗面台の衛生状態も個々のマナーに左右されやすいため、設備の管理が行き届いた物件を選ぶことが重要です。

5. 住人同士のトラブルの可能性

ゴミの出し方、共有スペースの使い方など、ちょっとした価値観の違いがストレスや摩擦の原因になることがあります。
管理者がトラブルに介入してくれるかどうかも、事前に確認したいポイントです。

6. 防犯面やプライバシーの不安

玄関の鍵が開けっぱなしになっていることがあり、セキュリティ意識が低いケースも。
また、個室に鍵がついていないシェアハウスは、物の紛失や盗難のリスクも否定できません。

私は個室に鍵がある部屋を選び、在宅・外出時を問わず施錠するようにしていました。


シェアハウスを選ぶ際のチェックポイント

  • 個室に鍵があるか
  • 清掃が定期的に行われているか
  • ハウスルールが明確に提示されているか
  • 管理者・運営会社の対応が迅速か
  • 防音性や生活音の配慮があるか(木造 or 鉄筋)

まとめ:お得かどうかは「目的」と「相性」次第

シェアハウスは「費用を抑えたい」「短期間の住まいを探している」「人との交流が好き」という方にとって魅力的な選択肢です。

ただし、共同生活には予想外のストレスもあります。事前に下調べをしっかり行い、自分の価値観や生活スタイルに合った物件を選ぶことが大切です。


筆者プロフィール

海外居住(約3年)、日本国内外のホテル長期滞在、民泊(Airbnb等)の経験あり。出費の大部分を占める生活費を抑えてFIRE(経済的自立と早期リタイア)を目指す中で、実際にシェアハウスで暮らし、その体験をもとに情報を発信しています。


プロフィール
著者
diamondken

完全FIREを目指している一般独身男性。
約30年、自動車業界/外資系自動車部品メーカーに従事。
自動車用電装部品の開発にてSW, HW, SYS, PMを経験/担当し今に至る。
趣味はテニス、映画/音楽鑑賞、ゲーム(PS)、読書、旅行、楽器/エレキギターなど。
完全FIRE/経済的自立を実現すべく、資産運用、副業、投資、税金について勉強中。
TOEICスコア: 960

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