今回は自動車のスライドドアについて分かりやすくお話したいと思います。
この記事を読むことにより、皆様の自動車への関心が深まると幸いです。
1964年に導入され、今やミニバンでは当たり前の装備となっているスライドドアですが、一般的なヒンジ式ドアに比べて振り出し幅が少ないため狭い駐車場でも隣の車を気にしなくて良い、開口部が広く乗り降りしやすいなどのメリットがあります。電動スライドドアが普及し始めたのは1990年後半以降でした。
メリットとデメリット、主な機能は下記です。
[1-1]メリット
・ドアを開けた時の振り出し幅が少ない (ドアを開けても15cm程度しかボディからはみ出さない)
・ドアを開けた状態を保持しやすい
・開口部が広い
[1-2]デメリット
・構造が複雑でヒンジ式ドアの車より価格が高くなる
・(構造が複雑な分)ドアが大きく重たい
・(構造が複雑な分)修理費用が高額
[2]主な機能
・パワースライドドア (電動スライドドア、オートスライドドア); 自動でスライドドアを開閉
・イージークローザー; 半ドア状態になっている時に自動でドアを引き込んで半ドアを防止
・ハンズフリー; リモコンキーを携帯している状態でドアの下に足をかざすと、ドアが自動でオープン
・ワンタッチ開閉; リモコンキーを携帯している状態でドアのボタンを押したりセンサーに触れたりすることでドアを開閉
・予約ロック; スライドドアが閉まるまで待たなくても、ドアが閉まった後、自動で施錠
・ウェルカムオープン; スライドドアが閉まるまで待たなくても、ドアが閉まった後、自動で施錠
スライドドア搭載車の購入に際してのチェックポイントは下記です。
・開口部の広さ (高さ、幅)
・フロアまでの高さ
・3列目シートへの乗り降りのしやすさ
・ドア開閉スピード
まとめ;今回はスライドドアに関しての記事でした。後部座席の乗り降りやドア開閉の機会が多い、ファミリーカー、送迎などで便利な機能ですね。CASEの導入が進んでもこの機能は引き継がれると思います。
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