ミニバンやファミリーカーでよく見かけるスライドドア。
実は歴史が古く、日本で本格的に採用され始めたのは1960年代。
その後、使いやすさが評価され、現在では多くの車で採用される身近な機能になりました。
この記事では、
✅ スライドドアのメリット・デメリット
✅ 電動化で増えた便利な機能
✅ 購入時のチェックポイント
✅ 最新のトレンド
をやさしく解説します。
これから車の購入を検討している方にも、すでに車をお持ちの方にも役立つ内容です。
スライドドアとは?まずは基本から
スライドドアとは、横にスライドして開閉する引き戸タイプのドアのことです。
1964年に国内で導入され、当初は商用車やワゴン車が中心でしたが、1990年代後半から電動化が進み、現在のようなパワースライドドアが一般的になりました。
ミニバンに多く採用されている理由は、乗り降りのしやすさと安全性です。
スライドドアのメリット
1. 狭い駐車場でも安心して開閉できる
スライドドアは横にスライドするため、開けてもドアが大きく外側に広がりません。
隣の車や壁にぶつけにくく、子どもが勢いよくドアを開けても安心です。
2. 開口部が広く、乗り降りがラク
ドアが大きく開くので、以下の場面でとても便利です。
- チャイルドシートの乗せ降ろし
- ベビーカーの積み下ろし
- 大きな荷物の出し入れ
家族でのお出かけや、介護が必要な方の送迎にも向いています。
3. 開けた状態のまま保ちやすい
ヒンジ式ドアは風で動いてしまうことがありますが、スライドドアは開けた位置を保ちやすいため、安全性が高い点も魅力です。
スライドドアのデメリット
1. 車両価格が高くなりがち
構造が複雑で部品が多いため、ヒンジ式ドアの車より価格が高めになることがあります。
2. ドアが重くなりやすい
構造上、ドアそのものが大きく、部品も多いため、重量が増える傾向にあります。
その分、燃費にわずかに影響するケースもあります。
3. 修理費が高くなることも
レールや電動モーター、センサーなどが搭載されているため、故障時の修理費が高額になる場合があります。
いまどきのスライドドア主要機能

最近のスライドドアは便利な機能が増えています。代表的なものを紹介します。
| 機能名 | できること |
|---|---|
| パワースライドドア(電動) | ボタン操作やリモコンで自動開閉 |
| イージークローザー | 半ドアになっても自動で引き込み完全に閉めてくれる |
| ハンズフリー開閉 | 足をかざすだけで開閉(荷物で手が塞がっていても便利) |
| ワンタッチ開閉 | ボタン1つで開閉が完了 |
| 予約ロック | ドアが閉まっていなくてもロック予約しておくと自動施錠 |
| 安全センサー | 挟み込み防止機能で安全に開閉 |
特にハンズフリー開閉は、買い物帰りで手がふさがっているシーンで大活躍します。
購入前にチェックするポイント
「スライドドア付きの車なら何でもOK!」ではありません。
車種によって使い勝手が大きく変わるため、以下をチェックすると後悔しにくくなります。
✔ 開口部の広さ
- 高さ、幅は車種ごとに違う
- 乗り降りや荷物の出し入れを想定して確認
✔ フロアの高さ
ステップ(床)が低いほど、小さな子どもや高齢者でも乗りやすくなります。
✔ 3列目シートへのアクセス
3列目までスムーズに行けるかは車種の設計で大きく変わります。
両側スライドドアだとアクセス性が高まります。
✔ ドア開閉のスピード
電動ドアは便利ですが、開閉スピードが遅い車もあります。
実車で操作して、ストレスがないか確認しましょう。
スライドドアの最新トレンド
近年は次のような変化が見られます。
- 軽自動車やコンパクトカーにも搭載が拡大
- ハンズフリー開閉が標準装備化される車種が増加
- 安全技術(挟み込み防止、センサー強化)が進化
家族向けだけでなく、女性ひとり暮らしの買い物用途や、高齢者の移動サポートとしても注目されています。
まとめ|スライドドアはこれからも進化する便利機能
スライドドアは、乗り降りのしやすさや安全性の高さから、多くのユーザーに支持されている機能です。
- 狭い場所でも開閉しやすい
- 家族の送り迎えに便利
- 電動化で使い勝手が大幅アップ
今後も便利機能は進化していくと考えられ、クルマの電動化や自動運転が進んでも引き続き採用され続ける装備と言えるでしょう。
車を購入する際には、ぜひ「開口部」「床の高さ」「操作性」「安全性」を比較して、自分のライフスタイルに合った1台を選んでください。


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