みなさんは「ブタミントン」というユニークなおもちゃをご存じでしょうか?
名前だけ聞くと何やら面白そうですが、実際にはバドミントンをモチーフにした対戦型の遊びです。1970年代から人気を博し、一度は生産終了になったものの、復刻を経て再び注目されています。
この記事では、ブタミントンのルール・歴史・関連商品を分かりやすくご紹介します。
ブタミントンの基本ルール
ブタミントンは、基本的なルールがバドミントンに似ています。
2人(シングルス)または4人(ダブルス)で行い、専用のラケットと羽根、ネットを使います。
- ラケット:ブタの形をしたユニークなデザイン
- 仕組み:ラケットのお腹を押すと、気圧でブタの鼻から空気が出る
- 得点方法:その空気を羽根(シャトル)に当てて相手コートに落とすとポイント
- 禁止事項:自分の鼻や口で息を吹きかけたり、手であおぐのは反則
シンプルで分かりやすいながら、空気を狙い通りに当てるのは意外と難しく、奥深いゲーム性があります。
歴史と展開
ブタミントンは、野村トーイによって発売され大ヒット商品となりました。ネーミングの面白さと遊びやすさで子どもから大人まで人気を集めたのです。
- 姉妹商品:「ブタミントンプロ」「ジャンボブタミントン」も登場
- 一度の終焉:野村トーイは米国・ハズブロ社による買収後、1998年に解散。これに伴い生産終了
- 復刻版:2004年にメガハウスから再発売、さらに2025年にも再登場予定
さらに2017年には、「クレヨンしんちゃん 対決!ぶーぶーケツミントン」(セガトイズ発売)という派生商品も登場し、キャラクター玩具としても人気を集めました。
筆者のひとこと
私は週末にテニスを楽しんでいるのですが、ブタミントンの存在は最近まで知りませんでした。
調べてみると、シンプルながらも戦略性があり、思わず夢中になりそうです。
個人的には、サービス(サーブ)が苦手なので、「オートサーブ機能」があるのはとても頼もしいですね。ちょっとしたパーティーや子どもとの遊びにも盛り上がりそうです。
まとめ
ブタミントンは、ユーモラスな見た目とユニークなルールで人気を博した懐かしのおもちゃです。
一度は姿を消しましたが、復刻や派生商品によって再び人々の前に登場しています。
- シンプルなのに奥が深い
- 子どもから大人まで楽しめる
- 今後の再発売にも期待大!
昭和から令和へと受け継がれる「遊びの名作」として、今後も注目していきたいですね。
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