今回は「やってはいけない退職」についてです。
ここでは主に労働(本業)が会社員の方の場合の「やってはいけない退職」についてお話ししたいと思います。
この記事を読むことで、必要に応じてよりよい退職を行うことができると幸いです。
1.生活防衛資金のない状態での退職。
やはり、生活防衛資金(3~6か月以上)がない状態での退職はお勧めできません。公的補助(失業給付金など)があるとはいえ、退職後、金銭的な面だけではなく、心理的な面でも不安になることでしょう。家計簿をつけて今の毎月の生活費を把握しておきましょう。
2.退路を断った状態での退職。
よく、退路を断った方が気合が入るとかおっしゃる方がいますが、リスクを軽減できる副業や、副収入(不動産収入、資産運用の配当金など)がない状態での退職はお勧めできません。
3.ある程度の年齢以上での退職。
これは終身雇用制度のある日本特有の話なのですが、一般的に55歳くらいで役職定年というのを設けている会社が多いのと、60~65歳で定年を設けている会社が多いので、50歳を超えての退職は後に何をするのかをよく考えて退職する必要があります。
4.勢いに任せた退職。
上記No.1~3に当てはまらない状態であっても、退職後に何をするのか明確になってない状態で、勢いに任せた退職は避けましょう。特に、人間関係の問題で起きることが多いようです。しかしながら、どこに行っても人間関係は選べませんし、人間関係の問題はついてきます。隣の芝は青く見えます。
5.目的のない退職。
ただ、会社が嫌いだから、働くのが嫌だからという理由で明確な目的のない状態での退職は避けましょう。こういう時は長期休暇を取って、何もせず働かない状態”プチ無職状態”を体験することをお勧めします。
以上、「稼ぐ/Earn」- やってはいけない退職についてでした。
この記事を読むことで、必要に応じてよりよい退職を行うことができると幸いです。
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