英語学習を続けるのは簡単なことではありません。モチベーションを維持することが難しく、途中で挫折してしまう人も多いでしょう。
この記事では、「英語を学ぶ意味」と「学び続けるモチベーション」について、筆者自身の体験を交えてお話しします。
英語は“目的”ではなく“ツール”である
まず大前提として、英語はコミュニケーションのためのツールです。
日本語でもフランス語でも同じように、言語とは「自分の考えを相手に伝えるための道具」に過ぎません。
世界には約70億人が暮らしていますが、そのうち約17.5億人が英語を実用レベルで話すと言われています。つまり、英語は世界共通語として最も広く使われている言語です。
この「世界で一番使われているツール」を扱えるようになることで、ビジネス・旅行・情報収集の幅が大きく広がります。
学習リソースが圧倒的に豊富なのも英語の魅力
英語を学ぶメリットのひとつは、教材や情報源の多さです。
英会話スクール、本、映画、海外ドラマ、YouTube、ニュースサイトなど、どんな分野でも英語学習に役立つ素材があふれています。
学び方を自分の興味に合わせて選べるのは、他の言語にはない大きな利点です。
学ぶ目的を明確にしよう ― モチベーションの原点
語学学習で最も大切なのは、「なぜ学ぶのか」という目的の明確化です。
筆者の場合、子どものころから映画や音楽を通じて外国文化に興味を持ち、「いつか世界を見てみたい」「海外の人たちと仕事をしてみたい」と思ったのが出発点でした。
目的がはっきりしていれば、勉強がつらい時期にも「なぜ自分は頑張っているのか」を思い出せます。
英語を学ぶ理由が“義務”ではなく“夢の実現手段”であれば、モチベーションは自然と続くものです。
独学でも諦めない ― 英検準一級に11回挑戦
筆者は大学時代、独学で英検準一級合格を目指しました。
しかし、結果として11回目の受験でようやく合格。独学の難しさや勉強方法の試行錯誤を身をもって経験しました。
英検準一級の受験料は現在9,800円。学生時代のアルバイト収入から受験費用を捻出するのは正直つらかったです。
それでも「英語を使えるようになりたい」という思いがあったからこそ、何度も挑戦を続けられました。
社会人になってからの挑戦 ― TOEICで930点を達成
社会人になると、勉強時間を確保するのがさらに難しくなります。
筆者も同じでした。仕事の合間に勉強時間を作るために、残業を減らし、飲み会も断るようにしました。
「付き合いの悪い人」と思われることもありましたが、自分の目標を優先する決断をしました。
そして数回の受験を経て、最終的にTOEICスコア930点を取得することができました。
ここで痛感したのは、どんな試験でも「ルールを理解することが最重要」ということです。
つまり、「そのテストが何を問おうとしているのか」を知ることが、高得点への第一歩なのです。
英語学習を続けるコツ:小さな成功体験を積み重ねる
語学の上達には長い時間がかかります。途中で挫折しないためには、小さな成功体験を重ねることが重要です。
・英語のニュースを一記事読めた
・英語字幕で映画を最後まで観られた
・TOEICスコアが50点上がった
こうした小さな成長を記録し、自分を褒めることが、長期的なモチベーションにつながります。
まとめ:英語はあなたの世界を広げるツール
英語学習において大切なのは、「完璧さ」ではなく「継続」です。
少しずつでも学び続けることで、必ず世界が広がっていきます。
筆者にとって英語とは、**「世界とつながる鍵」**であり、人生を豊かにしてくれる大切なスキルです。
次回予告:TOEICの“ルール”を知ることがスコアアップの第一歩
「TOEICのルールとは何か?」をテーマに、各設問で何を問われているのかについても記事を掲載していますので、それらも閲覧いただけると幸いです。
テスト構造を理解することで、英語力を効率よく伸ばすヒントが見えてくるはずです。

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