こんにちは。今回はTOEIC攻略についてのお話です。
筆者自身も長年TOEICを受験し、試行錯誤を重ねながらスコアアップを目指してきました。その経験から得た「実践的な攻略法」をシェアしたいと思います。
TOEICとはどんなテスト?
まず大前提として、TOEICは アメリカ・北米英語を中心に作られたテスト です。イギリス英語を想定していないので、発音や単語の使い方もアメリカ式が基準になります。
形式は以下の通りです。
- リスニング:約45分
- リーディング:約45分
- すべてマークシート形式(4択問題)
この制限時間の中で、「瞬時の理解力と対応力」 が求められます。筆者はTOEICを「頭脳スポーツ」と呼んでいて、集中力と瞬発力が得点を大きく左右すると考えています。

リスニングPart1の特徴
実際のテスト(TOEIC公式サイトより抜粋)と特徴;

最初に出題されるのが リスニングセクションのPart1(写真描写問題) です。
画面に1枚の写真が表示され、それに関する4つの英文が読み上げられます。その中から 写真の内容を正しく表す文 を選ぶ問題です。
このパートは全体の助走となる部分。全問正解を狙いたいセクションでもあります。

攻略のポイント
実際のテスト(TOEIC公式サイトより抜粋)と対策のポイント;




筆者が実際に意識しているのは、次の3つです。
1. 写真をじっくり観察する
音声が流れる前に、写真の 人物・物・動作・位置関係 を確認しておきます。
- 誰が何をしているのか
- どんな物が写っているのか
- 室内か屋外か
事前にイメージをつかんでおくと、正解に直結しやすくなります。
2. キーワードを聞き逃さない
音声を聞くときは、動作や物を表す単語に集中します。
例えば、以下のような問題が典型的です。
- 男性が庭仕事をしている → shovel, soil, plant など
- 女性がテレビの近くにいる → dusting, screen, outlet など
正しい動作や物の単語を拾えれば、迷わず答えを選べます。
3. 紛らわしい選択肢を消去する
TOEICの選択肢には「似ているけれど正しくない文」が必ず混ざっています。
例:
- “They are watching television.”
- “She is dusting a television screen.”
写真をよく見ていれば、「テレビはついていない」などの情報で不正解を排除できます。
筆者の学習法
筆者が効果を感じたトレーニングは次の通りです。
- 過去問や公式問題集を使い、Part1だけを繰り返し解く
- 音声を聞きながら、正解以外の選択肢がなぜ不正解かを確認する
- 単語帳ではなく、写真描写でよく出る動作や物の単語リストを自作
こうすることで「パターン認識力」が高まり、初見の問題にも対応しやすくなります。

まとめ
TOEICリスニングPart1で高得点を狙うためには、
- 写真を観察して状況をつかむ
- キーワードを聞き取る
- 紛らわしい選択肢を消去する
この3ステップが有効です。
序盤で確実に得点できれば、その後の問題にも自信を持って取り組めます。
次回は、リスニングPart2以降の攻略法についても紹介していこうと思います。
👉 あなたはTOEICを受験したとき、Part1で苦戦した経験はありますか? コメントなどでシェアしていただけると嬉しいです。
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