こんにちは。今回は 「TOEIC攻略⑦-2」 についてお話しします。
この記事を読むことで、リーディングセクションの最後の山である Part7後半 の対策法をつかめるはずです。
高得点を目指す方に少しでもお役に立てれば幸いです。
Part7-2とは?

TOEICリーディングセクションのPart7は「読解問題」で、メール・広告・記事・掲示など、実際のビジネスシーンを想定した英文が登場します。
特に Part7-2 では、複数の文書(メールのやりとりや告知文+返信文など)を読んで答える問題が多く、情報のつながりを理解する力 が試されます。
以下は、TOEIC公式サイトの出題形式を参考にした例題からの分析です。
問題例と解答の根拠

No.152

メッセージ文から判断すると、「彼は出張中である」との記述が残ります。
→ 正解:(C) He is on a business trip.
他の選択肢は文中に根拠が見当たりません。
No.153

“Would you mind meeting me at the door after…?”
この文から、「ドアのところで待ち合わせることに同意している」と読み取れます。
→ 正解:(C) He agrees to wait at the door…
No.161


“…invite local community groups to use the free advertising space…”
「無料で使える広告スペース」があるという文言から、
→ 正解:(A) It is available at no charge.
No.162

「図書館員のサインが必要」という記述は本文にないため、
→ 正解:(D) It must be signed by a librarian.
No.163

“…in the format in which you would like it to appear…”
つまり「最終版の原稿」が必要という意味になります。
→ 正解:(B) A final version of the notice.
No.164

要求事項の説明が最も自然に挿入される位置は、
→ 正解:(A) [1]
Part7-2攻略の3つのステップ
① 質問と選択肢を先に確認
まず質問文と選択肢を読んでから本文を読むのが鉄則です。
どんな情報を探すべきかを明確にしてから読み始めることで、
無駄な読み返しを防ぎ、時間を大幅に短縮できます。
② 文脈の流れを意識する
Part7-2では、複数のメールや告知文が「やりとり」になっている場合が多いです。
それぞれの文書が 誰から誰へのものか、どんな目的で送られたのか を把握しましょう。
冒頭の宛名や署名欄も重要な手がかりになります。
③ 余った時間で見直し
Part7はボリュームが多いため、全問解けない受験者も少なくありません。
時間が余ったら、自信のない問題の根拠を確認。
さらに余裕があれば、Part5・6の見直しもしておきましょう。
正答率の底上げにつながります。
まとめ:Part7は「探せば答えがある」問題
Part7の最大の特徴は、「答えが必ず本文のどこかに書かれている」という点です。
つまり、読解力よりも“情報検索力”が試される セクションです。
質問を正しく理解し、該当箇所を素早く見つける訓練を重ねることが、高得点への近道です。
最後に
以上、今回は TOEICリーディング Part7-2 の攻略法について解説しました。
繰り返し練習することで、問題の流れや出題パターンが見えてきます。
焦らず、少しずつ「読んで理解できる」力を積み上げていきましょう。
この記事があなたのTOEICスコアアップに少しでもお役立ていただければ幸いです。
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