〜VOOとVYMでつくる安定ポートフォリオ〜
今回は、著者が現在実践している米国株投資のコア戦略についてお話ししたいと思います。
著者は若くありませんので、致命的な損失を避けることを第一に考えています。
そのため、アクティブ運用やCFD(レバレッジ投資)には手を出さず、長期・分散・低コストを軸とした「コア戦略」を採用しています。
この戦略では、主に**米国株ETF(上場投資信託)**を中心に運用しています。
短期で資産を増やしたい方には少し退屈に感じられるかもしれませんが、安定的に資産を育てたい方には有効な方法だと思います。
コア戦略の中心:VOOとVYM
現在、著者がメインで投資しているETFは次の2つです。
- VOO(Vanguard S&P 500 ETF)
- VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)
この2本を「コア」として長期保有し、必要に応じて「サテライト(個別株)」を組み合わせています。
[1] VOO(Vanguard S&P 500 ETF)とは
VOOは米国を代表するS&P500指数に連動するETFです。
米国の上場企業500社を時価総額加重平均で構成し、四半期ごとにリバランスが行われます。
主な特徴(2025年10月時点)
- 設定日:2010年9月9日
- 純資産総額:約3,360億ドル(世界最大級)
- 経費率:0.03%(超低コスト)
- 直近配当利回り:約1.5%
- 5年トータルリターン:約12%(年率換算)
- 上位構成銘柄:Apple、Microsoft、NVIDIA、Amazon、Meta など
VOOは、インカムゲイン(配当)よりもキャピタルゲイン(値上がり益)重視のETFです。
経費率が非常に低く、長期投資に向いています。
著者自身はVOOを直接購入ではなく、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」をNISA口座で積み立てています。
この投資信託の管理費用(信託報酬含む)は**年率0.09372%**と、非常に良心的です。
- 組み入れ上位銘柄(参考)

[2] VYM(Vanguard High Dividend Yield ETF)とは
VYMは、平均以上の配当を出す米国企業で構成されるETFです。
FTSEハイディビデンド・イールド指数に連動しており、VOOとは異なり「高配当株重視」の設計です。
主な特徴(2025年10月時点)
- 設定日:2006年11月16日
- 純資産総額:約506億ドル
- 経費率:0.06%
- 直近配当利回り:約3.2%
- 5年トータルリターン:約8.7%
- 上位構成銘柄:Johnson & Johnson、Procter & Gamble、ExxonMobil、JPMorgan Chase、Pfizer など
こちらは、安定配当+長期成長を目指す投資に向いています。
著者はこのVYMを不定期で買い増ししており、現在約270株を保有。
配当金を再投資することで、インカムゲインの複利効果を狙っています。
- 組み入れ上位銘柄(参考)

サテライト戦略(個別株の活用)
コア戦略であるVOO・VYMに加え、著者はサテライトとして**Johnson & Johnson(J&J)とProcter & Gamble(P&G)**の個別株を保有しています。
いずれも安定した配当とブランド力を持つ銘柄で、VYMの構成銘柄にも含まれています。
基本方針は「バイ&ホールド」。
定期的に株価や配当をチェックする程度で、売買を頻繁に行うことはありません。
プロのトレーダーではないからこそ、時間を味方につける投資を意識しています。
コア戦略のメリットと考え方
| 項目 | メリット |
|---|---|
| 分散効果 | 米国の大型企業全体に投資でき、リスクが抑えられる |
| 低コスト | 経費率が極めて低く、長期的に複利効果が高まる |
| 安定配当 | VYMによって安定したインカムゲインを得られる |
| シンプル | 銘柄選定に時間を取られず、長期保有に集中できる |
短期的な利益を追うのではなく、「時間」と「継続」を味方にする投資法です。
また、NISA制度を活用することで非課税メリットも享受できます。
まとめ:長期投資の基本は「続けること」
今回は、著者が実践する「米国株投資のコア戦略」についてご紹介しました。
- コアはVOOとVYMの組み合わせ
- サテライトで安定個別株(J&J、P&G)を補完
- バイ&ホールドで時間を味方に
投資の世界では「早く儲ける」よりも「長く続ける」ことが結果的に最も強い戦略です。
地味に見えても、積み重ねた時間が資産を育ててくれます。
今後、サテライト戦略の詳細や運用成績についても追ってご報告したいと思います。
※本記事は著者の個人的な投資方針を紹介するものであり、特定銘柄の推奨を目的とするものではありません。投資はご自身の判断・責任で行ってください。


コメント