【知らないと危険】アルファガル症候群とは?原因・症状・対策をわかりやすく解説|最新情報&筆者の見解

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「ある日突然、肉が食べられなくなる」
そんな信じられないアレルギーが世界で増えていることをご存じでしょうか?

**アルファガル症候群(Alpha-gal Syndrome/AGS)**は、マダニに噛まれることで発症する特殊な食物アレルギーで、特にアメリカやオーストラリアで急増し、日本でも報告例が出始めています。

本記事では、最新の研究情報を交えながら、原因・症状・予防法をわかりやすく解説します。


■ アルファガル症候群とは?

アルファガル症候群とは、哺乳類に含まれる糖「α-gal(アルファガル)」に対するアレルギー反応のこと。
そのため、哺乳類の肉や乳製品などを食べると発症する可能性があるのが特徴です。

食品反応の可能性
牛肉、豚肉、羊肉高い
牛乳・乳製品反応する場合あり
ゼラチン(動物由来)反応のケースあり
鶏肉・魚反応なし(基本的に安全)

最大の特徴は、**食後3〜8時間経ってから症状が出る「遅延型アレルギー」**である点。
一般的な食物アレルギーと異なるため、原因に気付きにくいのです。


■ 筆者の見解(コラム)

アルファガル症候群とはマダニに起因するアレルギー反応のことで、これにかかると鳥、魚以外の動物性たんぱく質を摂取できなくなるとのこと。
菜食主義にならなくても良いものの、生涯、食事制限というのはつらいですね。

「アレルギー=体質」と考えがちですが、まさか“マダニに噛まれるだけで肉が食べられなくなる”というのは衝撃的です。
食事は人生の楽しみの一つ。そう考えると、このアレルギーの重さを実感します。


■ 原因は“マダニ”の咬傷

アルファガル症候群の原因は、マダニに噛まれること

マダニが哺乳類を吸血した際に取り込んだ「α-gal」が人の体内に入ることで、免疫システムが過剰反応し、アレルギー体質を作ってしまいます。

主な原因マダニは国ごとに異なります。

国・地域原因とされるマダニ
アメリカローンスターマダニ
オーストラリアマヒマダニ
日本フタトゲチマダニ など

※ 再度噛まれると症状が悪化する可能性があり注意が必要


■ 主な症状

哺乳類の肉や乳製品を食べた 3〜8時間後に以下の症状が出ることがあります。

  • かゆみ、じんましん
  • 腹痛、下痢、吐き気
  • 唇やまぶたの腫れ(血管浮腫)
  • 呼吸困難
  • アナフィラキシーショック(重症例)

特に、70%以上の患者が呼吸器症状を伴うと報告されています。


■ 日本でも増え始めている?【最新情報】

これまで主に米国や豪州の問題と考えられてきましたが、近年は日本でも発症例が確認されています。

  • アウトドア人口増加
  • キャンプブーム
  • ペットからのマダニ媒介

こうした要因により、感染リスクが高まっていると言われています。

また、アメリカ CDC の2023年発表では、45万人超が発症した可能性があると推計され、社会問題化しています。
※ 多くの国で医師への報告義務がないため、潜在患者はさらに多いと見られています。


■ 肉以外でもNG!意外な落とし穴

次の食品や製品もα-gal含有の可能性があり注意が必要です。

  • 牛・豚由来の出汁、スープ、加工食品
  • ゼラチン入りデザートやグミ菓子
  • コラーゲンサプリ、動物性カプセル
  • 抗がん剤「セツキシマブ」
  • 医療用の豚由来人工心臓弁

医療現場では、α-galを除去した**遺伝子組み換えブタ(GalSafe豚)**が2020年にFDA承認。
移植などへの応用研究が進んでいます。


■ 治る可能性はある?

アルファガル症候群には希望もあります。

  • 時間とともに症状が軽減する可能性がある
  • 回復には 8ヶ月〜5年程度かかる例が多い
  • ただし、再びマダニに噛まれると症状が戻る/悪化する可能性あり

現時点で「脱感作に成功した症例」は世界で2例のみ
根本的治療はまだ確立されていないのが現状です。


■ 予防方法|最大の対策は“マダニに噛まれないこと”

アウトドアや草むらに入る際は以下を徹底しましょう。

✅ 長袖・長ズボン・帽子を着用
✅ ディートまたはイカリジン配合の虫よけスプレー使用
✅ 帰宅後すぐシャワー&体チェック
✅ ペットのマダニ対策も忘れずに

噛まれた場合は、無理に引き抜かず医療機関へ。


■ まとめ|食の楽しみを守るために知っておきたいアレルギー

アルファガル症候群は、まだ日本では認知度が高くありませんが、世界的には患者が急増している“現代型アレルギー”です。

  • 原因はマダニの咬傷
  • 肉や乳製品が食べられなくなる可能性
  • 遅延型で発見が遅れやすい
  • 再発防止にはマダニ対策が必須

食事は人生の大きな喜びの一つ。
正しい知識を持つことで、リスクを減らし、自分や家族を守ることにつながります。

プロフィール
著者
diamondken

完全FIREを目指している一般独身男性。
約30年、自動車業界/外資系自動車部品メーカーに従事。
自動車用電装部品の開発にてSW, HW, SYS, PMを経験/担当し今に至る。
趣味はテニス、映画/音楽鑑賞、ゲーム(PS)、読書、旅行、楽器/エレキギターなど。
完全FIRE/経済的自立を実現すべく、資産運用、副業、投資、税金について勉強中。
TOEICスコア: 960

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