今回は映画「最高の人生の見つけ方/The Bucket List」について、筆者の感想を交えてお話ししたいと思います。
今回、この作品を取り上げた理由は、作品を通してFIRE(経済的自由)マインドに必要な”FIREの目的”を明確にするために「Bucket List」というツールを活用して「限られた時間」内に行動することの大切さについて考えることができるからです。
ストーリー(Wikipediaより一部抜粋);
勤勉実直な自動車修理工のカーター(モーガン・フリーマン)は、がんの宣告を受け治療のために入院するが、同じ病室に喚き散らす患者エドワード(ジャック・ニコルソン)がやってくる。
彼は大富豪でこの病院の経営者でもあったが、病院が1部屋2人という徹底した合理化策をとっていたために逆らえず、身の周りを秘書のトーマスがみている。
当初は毛嫌いしていたエドワードだったが次第に打ち解け、身の上話もするようになる。しかし二人とも余命6か月と告げられていた。 ある日、カーターが書き留めていたメモ「棺桶リスト」をエドワードが見つける。そこには、死ぬまでにやりたいことがリストアップされていた。
見ず知らずの人に親切にする、死ぬほど笑う、など。そこにエドワードは、スカイダイビング、世界一の美女にキスをする、などを書き足し、二人はそれを実現する旅に出る。
まずスカイダイビングに挑戦、マスタングGTに乗ってレース、移動はプライベート・ジェットという豪華な旅が始まる。 ある時、結婚はしたが子どもはいないと言っていたエドワードから「実は音信不通のエミリーという娘がいる」ことを打ち明けられ、カーターはリストに「娘と再会を果たす」を追加するが、エドワードからは拒否されてしまう。
二人は旅の途中で喧嘩もする。香港のバーではカーターが女性に誘われるが、裏でエドワードが工作したものと知ってカーターが怒り、カーターの発案で車をそっとエミリー宅に向かわせてエドワードが怒る。
やがてカーターは家族が待つ賑やかな家に帰るが、その夜痙攣を起こして再び病院に運ばれ、病室で再会した二人はその仲を取り戻す。しかし、がんが脳に転移していたカーターは帰らぬ人となる。
カーターが残した手紙でその気持ちを知ったエドワードは、娘と孫娘に対面し、カーターの葬儀では弔辞を読み、残されたリストを次々クリアしていく。 やがてエドワードも亡くなり、秘書のトーマスは二人の遺灰を吹雪で盗聴を諦めたエベレストの頂上に安置した。
感想;
限られた人生の時間を後悔のないように明るく生きようとする二人に共感し、感動する作品でした。カーターはエドワードの財力のおかげで、色々と夢のような体験をすることができたようですし。エドワードはカーターのおかげで人間味のある感情が芽生えた?/蘇った?ようでした。
ハリウッドのエンターテイメント作品なので、面白おかしく表現されていますが、実際には余命6か月と宣言されて入院するよりももっと前に、この「やりたいことリスト/Bucket List」を完成させておきたいものです。
本作の様に、たまたま大富豪に出会ったりすることはまずないでしょうから、「やりたいことリスト」を実現するための資金を事前に用意することが、FIREのために用意する資金の一部とする必要があるのです。これがFIREの目的ですね。
筆者もこのやりたいことリストを書いてみましたが、なかなか難しかったです。あと、反対に「やりたくないことリスト」を書いてみるのも良いでしょう。筆者にとってはこちらを書く方が簡単でした。
以上、映画「最高の人生の見つけ方/The Bucket List」についてでした。
本作、本記事を通してFIRE(経済的自由)マインドに必要な「自分のやりたいこと」と「限られた時間」について考えるきっかけになると幸いです。
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