今回は「FIRE後の移住地、再度オーストラリア②」についてです。
この記事では、今年春(2024年、1月~2月)、オーストラリアのメルボルンとシドニーを訪れた際の、特に食事と観光についてお話しさせていただきたいと思います。本記事は後半/シドニーについてです。
[2]シドニー
シドニー・オペラハウス / Sydney Opera House、ハーバーブリッジ / Herber Bridge;
シドニーのみならずオーストラリアのシンボルとしても親しまれているオペラハウスですが、1973年に竣工した、世界で最も建造年代が新しい世界遺産です。一方ハーバーブリッジは1932年に完成したシングルアーチ橋で、全長約1,500m、パイロン間の長さは約500 m、アーチ最上部の高さは134m、オペラハウスと並ぶシドニーのシンボルです。やはり実物を見ると感動します。
ザ・ロックス / The Rocks;
ヴィクトリア時代の古い街並みが残るロックス。英国風の街並みが散策に心地よく、連なるお店を見ながらウォーキングして、ショッピング、ランチを楽しむのも良いでしょう。
現代美術博物館;
筆者には難しい現代アートの展示物が多い美術館です。NYのMOMAが好きな人には合うでしょう。
シドニー天文台;
筆者のお勧めは、天文台そのものではなく、右の写真にあるような天文台裏からの眺望です。ここから、ザ・ロックス、ハーバーブリッジを見渡すことができます。
オーストラリア博物館;
南半球最多の収蔵品数を誇るオーストラリア最古の博物館。見どころは先住民文化、動物、恐竜に関する展示品です。なんと、入場料は無料です。
シドニー博物館;
こちらは現代アート的な展示品が多い博物館です。筆者的には時間に余裕があれば立ち寄って良いレベルでした。
ニューサウスウェールズ州立図書館;
歴史ある図書館の一つです。一部、アートギャラリー的な展示会が行われていました。
シドニー・タワー・アイ;
シドニー・タワーの高さは309m(中央写真の中央)、東京スカイツリーの高さは634m(中央写真の右から3番目)。展望エリアからの眺望は素晴らしく、シドニー周辺を360度見渡すことができます。ちなみに高所恐怖症の筆者はスカイウォークは体験しませんでした。
セントメリーズ大聖堂;
歴史ある聖堂の一つです。内部は厳格な雰囲気でしたので、静かに拝観させていただきました。
セントアンドリュース大聖堂;
こちらも歴史ある聖堂の一つです。静かで落ち着いた外観で心が和みます。
オーストラリア国立海事博物館;
海洋博物館です。先住民文化、海洋に関する展示品が展示されています。博物館周辺に配置された船舶を見るのも楽しいです。
パワーハウス博物館;
少しアクセスし難いのですが、時間があったので立ち寄ってみました。見どころは航空機(右写真)でしょうか。
ワイルドライフシドニー動物園;
ただの筆者の考えですが、タロンガ動物園に行けばここは訪れなくても良いかも。
シーライフ・シドニー水族館;
ただの筆者の考えですが、タロンガ動物園に行けばここは訪れなくても良いかも。可愛いペンギンだけが印象に残っています。
タロンガ動物園;
サーキュラー・キーからフェリーで20分くらいのところにある動物園です。見どころはやはりコアラ。オーストラリアに来てここで初めてコアラを見ることができました。他にカンガルー、エミュー、キリン、ゾウ、アシカなど、様々な動物を見ることができます。
スパイスアレイ;
(円安時に訪れたので…)日本と比べ物価の高く感じるシドニーですが、比較的お手頃価格で食事を楽しめる場所もあります。その一つがこのスパイスアレイです。フードコート的で、インド、インドネシア、日本、中華、西洋料理など複数のお店があります。右手の写真にあるのは中華風ビーフヌードルです(約1200円)。
ブルーマウンテンズ国立公園;
シドニー郊外に足を延ばして、世界遺産であるブルーマウンテン国立公園に行ってみました。セントラル駅から、電車:ブルーマウンテンズ・ライン(Blue Mountains line)でカトゥーンバ(Katoomba)駅まで2時間。カトゥーンバ(Katoomba)駅からは、シーニックワールドなど、主な見どころを周遊するバスで移動できます。
公園は高原地帯で川が数本流れていて、最高地点はウェロング山(標高1,215メートル)、最低地点はネピアン川(同20メートル)。スリー・シスターズ(写真右)をはじめ峡谷景観で有名です。ユーカリの木から揮発されるオイルが太陽光に反射し、青く霞んで見えることからその名が付けられたそうです。
ちなみに、筆者は高所恐怖症なので、ロープウェイには乗りませんでした。
Kiama;
シドニー中心部「Town Hall」駅から電車:「South Coast Line 」に乗り、南へ、海に面した自然豊かな街「Kiama」まで約2時間半。カフェ、アイスクリームショップ、レストランやバーなど飲食店と雑貨店が並ぶ、こじんまりとした街です。見どころは間欠泉ならぬ”Kiama Blowhole (海岸の岩穴から波が大きな音を立てて噴き出すもの)”(写真右)です。海岸の景色が素晴らしいです。
Manly Beach;
Circular Quay駅からCircular Quay Wharf(港)へ、そこからマンリー行きのフェリーに乗ると、約30分でマンリービーチに到着します。シドニーに暮らす人々の憩いの場と言うところでしょうか。素晴らしい景観です。
Bondi Beach;
市内の Martin Place駅から333番バス1本で行くことができるビーチです。サーフィンの名所のようです。こちらもシドニーに暮らす人々の憩いの場と言うところでしょう。素晴らしい景観です。
お得情報;
シドニー広域の交通網をカバーするOpalカード(電車、バス、フェリーなどで利用可能な交通ICカード)の利用がお勧めです。特に、週末はOpalカードの利用区域内であれば1日の利用上限額が$8.15となるので、$8.15以上かかる移動でもお得です。現金、またはクレジットカードでチャージできます。筆者はシドニー空港で購入し、滞在中にチャージしながら利用しました。
<お得ポイント (不定期にシステム・サービスが更新されているようですので、最新情報については公式サイトでご確認ください)>
・1日の上限額が大人$16.30、さらに週末は$8.15で乗り放題
・1週間(月~日)までに8回利用すれば9回目以降が半額料金
・オフピーク時間(平日6時~10時、15時~19時以外)利用で30%OFF (バスは除く)
・改札を出て1時間以内に同じ公共交通機関(電車から電車など)に乗ると追加料金なし
・最後に利用してから60分以内に再度公共交通機関をすると$2返金
[3] まとめ;
今回で5回目のオーストラリア訪問ですが、豊かな自然とおおらかな雰囲気が気に入っています。今回はレンタカーを借りなかったので、公共交通機関では行くことが困難と思われる、ロイヤル国立公園、クリーンガイチェイス国立公園などは今回訪れていません。今回、取り上げたスポットはいずれもシドニー (シティー)を拠点にアクセスしやすい場所ばかりです。
サーキュラー・キーからオペラハウス、ハーバーブリッジ、ロックスを散策するだけでもシドニーの素晴らしさを体感できると思います。
ただ、筆者的にはやはりオーストラリアに数多く存在する魅力的な国立公園や自然を楽しめるスポットを訪れたいです。FIRE後に生活費の安い・本当は住みたくない国に移住するか、生活費は多少高いが・本当に住みたい国に移住するか、行動を移す前に真剣に考えないといけませんね。
以上、今回は「FIRE後の移住地、再度オーストラリア②」についてでした。本記事を読むことで皆さんの旅行計画やFIRE活動の参考になると幸いです。
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