今回は「自由を支える言葉」についてお話ししたいと思います。
おさらいですが、FIREとはFinancial Independence Retire Earlyのそれぞれの頭文字をとったもので、経済的自立を意味します。
経済的自立/自由を手に入れて、早期退職を実行し、残りの人生/時間を自由に生きようというものですが、自分の中の不安、世の中にはドリームキラーと呼ばれる人々がいたり、同調圧力などで自身の決断を思いとどまらせるものがあります。
そこで、今回は経済的自由/自由を支えてくれる言葉をご紹介したいと思います。
この記事を読むことによって、FIREを検討している方の助けになれば幸いです。
[1]書籍「新事実、知らないと人生がハードモードになる…」より一部引用。
「誰にでも辛い時はある」⇒ 辛いのは自分だけではない。
「あなたが生まれてこられた確率は400兆分の一」 ⇒ 生きてるだけでラッキーと思えますね。あと、日本に生まれたのもラッキーとも。
「お金は最低限あればいい」⇒ 足るを知る。分相応。
「孤独は素晴らしい」⇒ FIREを目指すのは少数派、孤独を楽しめるようにしたいものです。
「幸せの定義は自分で決めていい」⇒ 幸せも、不幸も、そんな状態を作り出しているのは自分の脳。
[2]よくある勘違い;
「いつかやる」 ⇒ この「いつかやる」の「いつか」はいつまで経っても来ません。
「他人は自分のことを気にしていない」⇒ 自分が思うほど他人は自分のことを気にしていないです。
「完璧主義」⇒ そうは言っても誰にでも欠点はある。
[3]偉人のお言葉;
「人間の悩みは全て対人関係の悩みである。」 by アドラー ⇒ 振り返るとそうだと思います。
「お金の心配がなくなった時、本当の問題に向き合える。」 ⇒ FIRE状態になって自分らしい人生を歩みたいものです。
「永遠に生きるかのように学べ、明日死ぬかのように生きろ。」by ガンジー ⇒ 生涯勉強なのですね。
「今日が一番若い日。」 ⇒ 本当にそうですね。
[4]良いストレスの存在;
①運動によるストレス/負荷
適度な運動/筋トレは心身を鍛錬するだけでなく。セロトニン効果で前向きな気持ちになれます。
②新しいことにチャレンジすること
マンネリを脱し脳の未開の/未使用部分を活性化します。
[5]あと、言葉ではないのですが、鷹の一生から我々を後押しするものとして下記があります。
鷹の寿命には2段階あり、最初の寿命は35歳です。最初の寿命の時に半分の鷹は死んでしまいますが、35歳を乗り越えた鷹は70歳まで生きます。
35歳の時にくちばしと爪が弱くなります。猛禽類はくちばしと爪が衰えることは致命的です。そして、羽も限界が来ます。飛べなくなるということです。
鳥が飛べなくなると生きていけません。生き残る鷹は35歳の時に、今まで自分が棲んでいた所よりもはるかに高い山に登ります。そこには木々がないくらいで、木が生えているところでないと捕食する動物がいません。
そこで、まず石にぶつけながら自分の爪を全部折ります。次に、くちばしで羽を全部抜きます。今度は石にくちばしをぶつけて折ります。この映像を観ると、修行僧のようです。
自分の古い爪、羽、くちばしを自分で取り除くことによって、新しい爪、羽、くちばしが生えてきます。この間、餌はとれません。痩せ細りますが、一種の生まれ変わりの状態になります。
たとえ餌がとれないところであっても、高い山に登っておかないと自分が敵に狙われます。鷹といっても、動物界の捕食関係の最高峰にいるわけではありませんので、天敵もいます。
天敵に見つからないように高い山に登って、自分の武器である爪、羽、くちばしをみずからいったん全部捨てることによって再生の時期を待ちます。
新しい爪、羽、くちばしが生えてきた鷹は、再び下界におりて70歳まで生きるのです。誰かに教わった訳でもなく、鷹は35歳になると、自然に自分の爪、羽、くちばしが寿命に来たことを感じるのです。
今まで自信を持っていた爪、羽、くちばしのまま生きていこうとした鷹は、そのまま下界で死に絶えてしまいます。1回目の寿命と2回目の寿命というのが、鷹にも人間にもあるのです。
100年時代と言いますが、100歳の中間地点で人生を振り返り、必要に応じてリセット/再生し、残りの人生を生きていく上で元気づけてくれる言葉ですね。
以上、「経済的自由/自由を支える言葉」についてでした。
この記事を読むことによって、FIREを検討している方の助けになれば幸いです。
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