シェアとは、やさしく解説

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今回は「シェア」についてお話ししたいと思います。

ここで言う「シェア」は現在自動車業界で開発が進んでいるCASE (Connected Automated/Autonomous Shared Electric)の”S” シェアについてです。

この記事を読むことで、自動車業界の動向を学ぶ際や自動車購入の参考になれば幸いです。

さて、シェア/カー・シェアと言えば、身近なものでは、レンタカー、サブスクリプション、カーシェアがあります。

代表的なものでは、

★レンタカー;タイムス、オリックス、トヨタレンタカー、など

★サブスクリプション;ホンダ・Monthly Owner、日産・ClickMobi、コスモ・Myカーリース、など

★カーシェア;タイムズカー、トヨタシェア、楽天カーシェア、など

ここではそれぞれのサービスについて検証はしませんが、カーシェアのサービス展開が進んでいるのは確かなようです。

下記、株式会社野村経済研究所さんの発行されている「個人向けオートリース車両保有台数の推移と将来予想」グラフを抜粋したものを参照いただいても分かりますが、2015年~現在、そして2025年にかけて、オートリース(法人、個人(個人事業主を含む)向けのリースカー、サブスクリプション、カーシェアを包括したもの)車両の保有台数が増加している/する傾向にあります。

また、世界的にも政府による排ガス削減の観点から、個人個人で所有する車の台数を減らすため、カーシェアのサービス展開は進んでいくようです。

カーシェアのサービス展開の鍵となる、サービスのメリット/デメリットについて、自家用車、レンタカーで比較したものを下記表にまとめました。ここでは主に金銭的にメリットと思われるものを青字、デメリットと思われるものを赤字で記入しています。

やはり、金額の大きな車両代、(固定)駐車場代、保険料、車検費用、自動車税、維持費が不要となるレンタカー、カーシェアにメリットが多いことが分かります。

ただ、ここでは車両を所有することによる自己所有欲求を満足させることは加味されておりません。

レンタカー、カーシェアのどちらを選択するかについては、利用期間、走行距離や乗り捨ての必要性を検討して選択すると良いでしょう。

筆者の個人的な意見としては、普段使いはカーシェア、旅行など遠出ではレンタカーでしょうか。また、タクシーという選択肢もあります。

参考までに、代表的なカーシェアの料金形態を下記表にまとめました。

各社サービスに若干の差はあるようですが、ステーション(車両がある場所)のアクセスしやすさで選ぶと良いと思います。

カーシェアについて現在の課題は(都心に集中している)ステーション数の増加、シェアカーの自動化などと思われます。シェアカーが自動化されるとシェアの点でも利便性は飛躍的に向上します。CASEはそれぞれの技術が関連しているのです。

以上、Technology/テクノロジー – シェアについてでした。なお、今回のテーマはFIREの必要要素である「貯める」にも関連しています。車は三大支出の一つですので。

この記事を読むことで、自動車業界の動向を学ぶ際や自動車購入の参考になれば幸いです。

プロフィール
著者
diamondken

完全FIREを目指している一般独身男性。
約30年、自動車業界/外資系自動車部品メーカーに従事。
自動車用電装部品の開発にてSW, HW, SYS, PMを経験/担当し今に至る。
趣味はテニス、映画/音楽鑑賞、ゲーム(PS)、読書、旅行、楽器/エレキギターなど。
完全FIRE/経済的自立を実現すべく、資産運用、副業、投資、税金について勉強中。
TOEICスコア: 960

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