今回はTOEICリスニングの最終パート、**Part 4(Talks:説明やアナウンス)**の攻略法についてお話しします。
この記事を読むことで、TOEICリスニングPart4の問題形式や、正答率を上げるための実践的なコツをつかんでいただけると思います。
高得点を目指す方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
🔍 Part4の概要と特徴

TOEICリスニングセクション Part4は、「1人の話し手による説明・案内・広告・メッセージなど」を聞いて答えるパートです。
各トークに対して**3つの質問(No.71~100)**が出題され、選択肢A~Dの中から最も適切なものを選びます。
👉 一度しか放送されないため、集中力と事前準備が鍵になります。
🎧 例題で理解するPart4のポイント
以下はTOEIC公式サイトの例題(No.71~73)をもとにした解説です。
No.71

Question: “What does the speaker say about the repair?”
男性は「部品の入手が早まり、予定よりも早く修理できた」と話しています。
→ 正解:B
No.72

Question: “When can the listener pick up his car?”
男性は「今日は店がもうすぐ閉まる。明日ならいつでも取りに来て良い」と言っています。
→ 正解:B
(※”today”という単語だけを聞いて“A”を選ぶのは要注意です)
No.73

Question: “What does the speaker offer to do?”
男性は「明日、必要であればピックアップを手配する」と言っています。
→ 正解:D
このように、部分的な単語ではなく、全体の流れを理解することが重要です。
🧠 Part4で確実に正解を取るための4つのポイント
① 事前に設問と選択肢を読む
音声が流れる前に質問と選択肢(A~D)をざっと読んでおきましょう。
この時点で、話のテーマや登場人物、焦点がある程度推測できます。
特に質問文の**5W1H(Who, What, When, Where, Why, How)**を意識しておくと、聞き取りの軸ができます。
✅ 例:「When~?」とあれば、時刻・日付・曜日などに注意。
✅ 「What does the speaker suggest~?」なら、提案・申し出の部分を意識。
② 疑問形(5W1H)を逃さない
Part4でも、質問文と同じようなキーワードが本文中に現れることがあります。
特に、When/Where/What about/How longなど、文頭の疑問形に反応できると得点が安定します。
③ 時制の違いを意識する
話の中には「予定(未来)」「完了(過去)」などの表現が多く出ます。
“will,” “was,” “has been,” “is going to” などの助動詞・時制の変化を聞き逃さないことが大切です。
④ 聞こえた単語だけで決めつけない
一部の単語だけで判断すると、トラップに引っかかることがあります。
たとえば、“today”という単語が聞こえても、それが「今日は閉店する」という文脈なら、「今日受け取る」は間違いです。
文脈全体を理解する耳を鍛えることが、Part4攻略の鍵です。
🧩 Part4を乗り切るための戦略
Part4はTOEICリスニングの最終セクション。
この頃には集中力が落ちがちですが、ここで踏ん張ればスコアが大きく変わります。
- 会話前に設問を先読み
- 疑問形と時制を意識して聞く
- 聞こえた単語に飛びつかず、文全体を理解する
これらを意識することで、確実に得点を積み上げられます。
💪 まとめ|Part4は「予測」と「冷静さ」で勝つ
リスニングPart4は、落ち着いて取り組めば得点しやすいセクションです。
焦らず、「何について話しているのか」を理解する意識を持つことが大切です。
ここを乗り越えれば、残りは自分のペースで解答できる**リーディングパート(Part5~7)**です。
最後まで集中して、高得点を目指しましょう!
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🗣️ 最後に
今回ご紹介したポイントを実践すれば、Part4での正答率は確実にアップします。
ぜひ模試や公式問題集で繰り返し練習してみてください。
この記事が、あなたのTOEICスコアアップに少しでもお役に立てれば幸いです。

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