守る/Secure

今回は「守る/Secure」についてです。

筆者は「貯める/Saving」の次に大事な力/スキルは「守る/Secure」と考えています。

なぜなら、一生懸命に時間をかけて貯めた貯金/資産も失うのは貯めるよりも遥かに簡単だからです。

失うタイミングや額によっては致命傷になりかねません。

貯金/資産を失う機会を「脅威」と呼びましょうか。現在知られている脅威には通貨、株の暴落、詐欺、中毒性のある浪費があります。あと、税金もありますが、筆者は勉強中のため別の機会に述べさせていただきます。

中でも詐欺については、昨今各メディアで報道されている、オレオレ詐欺、振り込め詐欺などの特殊詐欺(被害総額361億円以上)、ポンジスキームなどの投資詐欺が有名ですね。

そして、他にさらに注意すべきは、かんぽ生命保険の不正販売問題(日本郵政グループは2020年１月31日に会見。2019年公表した約18万3000件 (約156000人分)に加え、新たに約22万件（約6万人）の契約について、不利益を与えた可能性があることを明らかにした。)のように、信頼できると思われていた金融機関が、資産運用商品(生命保険と投資は切り離して考えましょう!)を購入者が商品説明を十分理解していない状態にも関わらず、売り付けてしまうというルールのグレーゾーンをついた、言わば詐欺と思われる事例もあります。

こういった詐欺から資産を守るには、やはり日々、物(価格、利率、リターン率)の相場を知っておくことが必要となります。例えば、一般の銀行での利息が0.001～0.2%で、株式・投資信託のリターン率が3～7%であると知っておけば、これを上回る投資商品は疑ってよく調べるとか。

儲かるから、だれだれさんがやっているから、あの銀行の付き合いの長い行員さんのお勧めだから、流行っているとかの話に乗らないようにしましょう。

今回は「守る/Secure」についてでした。