今回は「英語学習」の意義についてです。
昨今のAIの台頭、言語自動翻訳の進化により、「もう外国語を勉強する必要ない」とか、「外国語学習はオワコン」と言う人々や、「Google翻訳」をかざして外国人と会話をしている人々を見ます。
元々、英語学習の意義とは、外国の人々とコミュニケーションを取ったり、外国のメディア・情報(文献:新聞、本、ビジュアル:ニュース、映画、ドラマ、スポーツ、ネット情報など)を読解(読んで理解)することだと思います。
学習の目的が上記のような言語をツールとしてのみ活用するのであれば、進化するAI/自動翻訳により達成できるかもしれません。ただし、人との会話でこのツール(AI/自動翻訳)に頼るのはどうでしょう。
日本語を話すインタビューワーが通訳者(日本語⇔英語)を介して英語を話す要人と会話している状況をイメージしてみてください。要人はたまにインタビューワーの表情を確認しますが、通訳者とだけ会話していることに気づくと思います。
つまり、通訳者がツール(AI/自動翻訳)と置き換わったとしても、要人はインタビューワーと”直に”話している感はないのではないでしょうか。
次に、英語・言語学習の意義にはコミュニケーションのツールに加え、達成感を得られることがあると思います。学習により、「単語・フレーズを覚える ⇒ 会話で使ってみて通じた」、これにより人は達成感や楽しさを得られます。達成感を得られることにより、またやってみようと思い、続けることができます。
技術の進化により、やらないことが増えるより、技術を利用して楽しくやりたいことを増やしたいですね。
言葉は生き物ですので、学習者もアップデートが必要です。なので、筆者も日々学習しています。 共に学ぶ皆さんを応援しています。
今回は「英語学習」の意義についてでした。 この記事を読むことによって、”やる気”を失っていた方々の失われた”やる気”が回復することに貢献できると幸いです。
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