今回は映画ではないのですが、アメリカドラマの”スーパーパンプト/Uber破壊的ビジネスを創った男/Super Pumped”です。
今回、この作品を取り上げた理由は、作品を通してFIRE(経済的自由)マインドに必要な”稼ぐ/Earn”、”事業所得を得ることとは”について考えることができるからです。
ストーリー(Wikipediaより一部抜粋)；
Uber/ウーバーとは、ウーバー・テクノロジーズというアメリカ合衆国の企業で、シリコンバレーで最も成功し、最も破壊的なユニコーン企業の1つです。
ウーバー・テクノロジーズは現在、ライドシェア、フードデリバリー (Uber Eats)、宅配便 、貨物輸送、電動自転車や電動スクーターのレンタルなど様々な事業を、世界900以上の都市圏で展開しています。
本作は、スタートアップ企業Uberの元CEOトラビス・カラニックの、成功と没落を描いたビジネスエンターテイメント・ドラマです。
わずか数年で一流IT企業へ成長したアメリカの配車サービス企業Uber。Uber CabのCEOトラビス・カラニック(TK)はスタートアップ企業の重要なパートナーである、大手ベンチャー投資会社のビル・ガーリーからの資金調達を目指すが、その資金を持ってしても目標達成には程遠く…。
Uberのエンジニアは法的な問題を回避するために役立つ新しいテクノロジーを開発すると同時に、 ニューヨーク制覇とタクシー協会打倒のため奔走する。
トラビスは社員の慰労のため、ラスベガスでパーティを開くが、後に…。
ガーリーはトラビスたちをロードショーに送り込み、資金を集めようとするが、トラビスは資金調達について独自の考えを持っており…。
そんな中、ライドシェア業界でリフトの勢いが増すなか、トラビスは徹底抗戦を宣言。
取締役会では急成長中の会社をどのように運営するのが最善かをめぐり、取締役たちが火花を散らしていた。
一方、Uberのメンバーはシリコンバレー最大のイベントの一つであるコードカンファレンスに参加する。
トラビスはUberの生き残りを懸け、アップル本社での聞き取りに臨む。
聞き取りで、彼は中国での不正行為に対する打開策とメディアのウーバー叩きに対処するための戦略を説明。
一方、アリアナとビルはあることで対立し…。
新たな問題によってトラビスの信用は揺らぎ、チームは解決策を求めて奔走する。
仲間に背を向けられたトラビスは求心力を取り戻すためにエミルを頼る。
そしてUberチームは社風を改善するため、ある大物を雇う。
ガーリーと彼の後援者たちは、会社の方向性を永遠に変える最後通告をトラビスに提示する。
そんな中、トラビスは自身の援護者を求めて街を疾走する。ウーバーをめぐる土壇場の局面で2人の男は対峙する。
感想；
スタートアップ企業Uberの起業家の成功と没落のストーリー。
全7話ですが、話に引き込まれてしまい、あっという間に全て観終わってしまいました。
起業家トラビスと才能あるエンジニアがサンフランシスコにてUber Cabを設立。
この辺、アップル、グーグルなどスタートアップ企業創設の話と似てます。
違うのはトラビスはエンジニアではない点。この点、グーグルのエンジニアに突っ込まれるシーンがありますが。
その後、サンフランシスコ市やタクシー会社/協会との摩擦回避のためUberと社名変更。
中国での複数アプリ使用によるチーティング対策として、Uberツールの個人情報(配車、場所など)を取得できるようにしていたが、iアプリ検閲でこれが見つかり窮地に追い込まれる。
このシーンではアップルのアプリ検閲はしっかりしていると感じましたが、中国のチーティング対策については、どの業界でも悩ましい内容です。
加えて、労働者の賃金、ハラスメント、など問題を抱えながらもトラビスは強引な企業運営を続けた結果、企業存続のため辞職に追い込まれる。
トラビスはエンジニアではなく、キーエンジニアは在職しているため、企業的には問題ではなかったのでしょう。
本作品は起業家の成功と没落を描いている点では、他の起業を取り上げた映画、スティーブ・ジョブズ、WeWorkに似た内容です。WeWorkはミーム株話でしたが…。
これらを観ることで、起業家に必要な資質(主にやってはいけないこと)、起業家の特異性を垣間見ることができました。
以上、ドラマ”スーパーパンプト/Uber破壊的ビジネスを創った男/Super Pumped”についてでした。
本作、本記事を通じてFIRE(経済的自由)マインドに必要な”稼ぐ/Earn”、”事業所得を得ることとは”について考えるきっかけになると幸いです。
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