今回は映画ではないのですが、アメリカのドキュメンタリーの”ウォーレン・バフェット氏になる/Becoming Warren Buffett”です。
今回、この作品を取り上げた理由は、作品を通してFIRE(経済的自由)マインドに必要な”増やす/Invest”、”投資家マインドとは”について考えることができるからです。
ストーリー;
世界一といわれるほどの大富豪、ウォーレン・バフェット氏。彼が率いるバークシャー・ハサウェイの投資術は事あるごとにニュースに。そんなバフェットは生まれ故郷のネブラスカ州オマハで質素で慎ましく生活。彼の驚くべき人生、キャリア、信条に迫る。
感想;
投資の神様と言われる「ウォーレン・バフェット氏」のドキュメンタリー作品です。
冒頭の教室での導入シーンにて、生涯乗り続ける車をタダでもらえるとしたら何を選ぶ?と始まりますが、筆者は「人は交換の利かない車のようなもの」で、与えられた条件で生涯を全うしなけらばいけないと解釈しました。ただ、健康を維持するのもその一つだと思うのですが、バフェット氏はジャンクフードを毎日食べているのに90歳を超えても健康を維持できてらっしゃるのが不思議です。
バフェット氏の投資へのモチベーションは奥さんのコメント、「バフェット氏がお金を稼ぐことはゲームなどでトロフィーを増やす感覚で楽しんでいる」から理解できました。幼少の時に有料体重計でお金/おこづかいを稼いでいた時から、彼の投資ゲームは続いているんですね。
投資する株を選ぶのは大変ですが、どのように選んでいるんですかという質問について、自分が得意な領域(Circle of Competence)の株/企業を調べて勉強しているだけだと、大リーガーの強打者の打率はある領域に集中していることを例に説明していたのが印象的です。
しかし、天才にありがちな得意なこと以外には興味がないようで、掃除や料理もできないので奥さんが出ていった後は娘さんが家に戻ったとか。
最後に、亡き妻の意思を継いで多額の寄付をしたことが語られているのですが、このことは知りませんでした。アメリカ合衆国の投資家、経営者、資産家に加え慈善家となられたのですね。
以上、”ウォーレン・バフェット氏になる/Becoming Warren Buffett”についてでした。投資家に必要な要素を学ぶことができた気がします。
本作、本記事を通じてFIRE(経済的自由)マインドに必要な”増やす/Invest”、”投資家マインドとは”について考えるきっかけになると幸いです。
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