今回は「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」についてです。
今回、この作品を取り上げた理由は、作品を通してFIRE(経済的自由)マインドに必要な”守る/ Secure”、株式投資の際に気を付けるべき”ミーム・株”ついて考えることができるからです。
ストーリー(Wikipediaより一部抜粋);
イスラエル出⾝のアダム・ニューマンは20代前半でニューヨークに移住し、”WeWork”というスタートアップ企業を設⽴。
ビルを借り上げて⼩さく区分けし、実業家やフリーランスにオフィスをレンタルするビジネスモデルを展開していった。“I(私)”ではなく“We(私たち)”を⼤事にし、みんなで共有すればさらなる成功を収めることができるというアダムの理念に賛同した若者たちが彼のもとに集うようになる。
WeWorkは、ソフトバンクグループの孫正義率いるビジョン・ファンドによる巨額出資を受け、企業価値は470億ドルにまで到達。しかし、全てが順調かのように⾒える⼀⽅で、⽔⾯下では徐々に破綻へと向かっていた。
あくまでも会社経営は順調であると主張するアダムだったが、従業員たちは異変に気づき始めていた。そしてついに、経営破綻へと追い打ちをかける事件が起きる…。
感想;
本作品は株式投資に興味のある方々に是非見ていただきたい作品です。
カリスマ性の高い創設者であるアダムがスタートアップ企業”WeWork”を立ち上げ、従業員や起業家を全てが順調と思わせ上場企業まで押し上げようとする様子をエンターテイメント的にドキュメンタリー映画として作り上げています。
著者が見てもGAFAの足元にも及ばない事業(日本でも既に普及しているレンタル・コワーキングスペース事業)なのに、企業価値が470億ドルって、株価と企業価値が合ってないだろうと思えましたが、アダムのカリスマ性とSNSでの影響力の大きさで投資家には株価暴落まで真実を知る余地はなかったのでしょう。
本作を観るまで、WeWorkの存在と孫さんが関与していたとは知りませんでした。
勉強不足でした。
以上、映画「WeWork/470億ドル企業を崩落させた男」についてでした。
本作、本記事を通してFIRE(経済的自由)マインドに必要な”守る/ Secure”について考えるきっかけになると幸いです。
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