デジタルノマドという選択肢を考えてみる

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今回は「デジタルノマドという選択肢」についてです。

別の記事にて、FIRE後の移住地 (海外)について書いていますが、今回は移住先を考えた場合、デジタルノマドとして見た場合の候補地はどのようなものか考えてみました。

[1]デジタルノマドとは

デジタルノマド (digital nomad) とは、IT関連の仕事をして収入を得ながら長期で旅をするライフスタイルを実践している人々の事。「ノマド(nomad)」は、家畜が餌を求めて移動するのに合わせて居住地を転々とする遊牧民の事を意味します。

[2]デジタルノマドの収入源

デジタルノマドの仕事は「デジタル」ということで、リモートでできるIT関連の職種という事になりますが、プログラマーやウェブデザイナーに限らず、ライターや写真家、トラベルブロガーのノマド達もいます。旅をしながら自分のペースで仕事をして、ノマド生活を送るフリーランスの個人事業主が多いです。企業に就職しているデジタルノマドはまだ少ないですが、新しい働き方としてリモートワークが浸透してきているため、今後は会社員のデジタルノマドも増えていくかもしれません。

[3]デジタルノマドに必要な物

ノマド生活の必需品はやはりネット環境。ネット設備やコワーキングスペースがあるゲストハウスや、週単位や月単位で他の住人とシェアする「コリビング」施設が世界各地に次々と登場しています。

[4]デジタルノマドに人気の国

さて、本題の移住先は下記になります。下記リストは”Go Nomad”というサイトからの抜粋です(2023/12/04時点)。”‘https://nomadlist.com/”

これによると、1、2位にはタイ、3位にポルトガルは筆者の予想通りですが、4位にクロアチア、5位にアルゼンチンが入っているのが意外でした。更に驚いたのは、なんと日本(東京)が26位に…。先進国では最上位。多分為替(円安ドル高)と物価安が原因でしょう。治安が良いので最高でしょうね。2024年にはデジタルノマドに優しい法改定が行われるそうなのでますます好まれることでしょう。

このサイトでは、それぞれの国を、特定のパラメーターでの採点内容を確認できます。試しにタイ(バンコク)と日本(東京)を比較してみましょう。

パラメーターは上から、総合点、メンバーの好み、QOL(生活質レベル)、家族点、コミュニティー点、コスト、インターネット、楽しみ、気温(今)、湿度(今)、空気の質(今)、空気の質(通年)、治安。

比較すると東京がバンコクよりも著しく点が少ないのはコミュニティー点、コストと、気温(今)くらいで、楽しみと治安についてはバンコクが”Good”に対して東京は”Great”です。

[5]まとめ

デジタルノマドとして見た場合の候補地は、ほぼ筆者の予想には合っていましたが、治安を考えるとクロアチア、アルゼンチンなどの国々があるのは意外でした。11位のスペイン(バルセロナ)は興味ありますが…。また、一番の驚きは日本(東京)が上位に入ってきたこと(昨日は31位でした)、為替と物価の影響が顕著に表れています。日本(東京)がトップ10入りするのはそう遠くない気がします。

以上、今回は「デジタルノマドという選択肢」についてでした。

今回の記事がFIRE活動中の方々の参考になれば幸いです。

プロフィール
著者
diamondken

完全FIREを目指している一般独身男性。
約30年、自動車業界/外資系自動車部品メーカーに従事。
自動車用電装部品の開発にてSW, HW, SYS, PMを経験/担当し今に至る。
趣味はテニス、映画/音楽鑑賞、ゲーム(PS)、読書、旅行、楽器/エレキギターなど。
完全FIRE/経済的自立を実現すべく、資産運用、副業、投資、税金について勉強中。
TOEICスコア: 960

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