2028年から始まるANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の新制度。
年間300万円のANAカード・ANA Pay決済が必要となり、未達の場合は:
- ANAラウンジ利用不可
- スターアライアンス・ゴールド喪失
という大きな変更が実施されます。
ネット上では:
👉 「実質改悪」
👉 「長年のSFC価値が崩壊」
という声も少なくありません。
そこで今回、改めて比較したいのが:
👉 JAL / Japan Airlines の上級会員制度
です。
筆者自身、長年ANA派でしたが、今回比較してみるとJALの“会員ロイヤリティ重視”の姿勢が見えてきました。
ANA上級会員制度とは?
ANAはスターアライアンス加盟航空会社です。
ANAマイレージクラブ 会員区分一覧
| 会員区分 | 主な到達条件 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| ブロンズ | 30,000PP | 優先チェックイン等 |
| プラチナ | 50,000PP | スターアライアンス・ゴールド |
| ダイヤモンド | 100,000PP | 最上級待遇 |
| SFC | プラチナ到達後カード取得 | 半永久上級資格 |
※PPとはプレミアムポイントのことで、1年間に利用したANAグループ運航便(ANA・エアージャパン・ANAウイングス)、スター アライアンス加盟航空会社およびスター アライアンス コネクティングパートナー運航便の搭乗分について、マイルとは別に積算されるポイントです。
※上記表はミリオンマイラープログラムを除きます。
ANA上級会員特典比較表(2026年)
| 特典 | ブロンズ | プラチナ | ダイヤモンド | SFC |
|---|---|---|---|---|
| ANAラウンジ | △ | ○ | ○ | ○→2028以降条件付 |
| 優先搭乗 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 優先チェックイン | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 手荷物優先 | △ | ○ | ○ | ○ |
| スターアライアンスGold | × | ○ | ○ | ○→条件付 |
| 永続性 | 年更新 | 年更新 | 年更新 | 従来は半永久 |
2028年改定で変わること
ここが最大のポイントです。
■ 従来
SFCカードを保有していれば:
- ANAラウンジ
- Star Alliance Gold
をほぼ半永久的に維持可能でした。
■ 2028年以降 (実際は2026年12月16日から判定開始)
年間300万円決済未達の場合:
👉 SFC LITEへ移行
- ラウンジ不可
- Star Alliance Silverへ降格
一方、JALはどうか?
JALはワンワールド加盟航空会社です。
近年、JALは:
👉 「Life Status プログラム」
を強化しています。
JAL会員制度(2026年)
| 会員区分 | 主な特徴 |
|---|---|
| JMB elite | 基本上級会員 |
| JMB elite plus | 利用頻度増 |
| JGC Three Star | Life Status開始 |
| JGC Four Star | 中上位 |
| JGC Five Star | 上級 |
| JGC Six Star | 最上級 |
JALラウンジ特典比較(2026年)
※添付資料参考
| 特典 | elite | elite plus | 3 Star | 4 Star | 5 Star | 6 Star |
|---|---|---|---|---|---|---|
| サクララウンジ | 年2回 | 年6回 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| ダイヤモンド・プレミアラウンジ | × | × | × | × | × | ○ |
| JALファーストラウンジ | × | × | × | × | × | ○ |
| 家族同行無制限 | × | × | × | × | ○ | ○ |
| 家族用クーポン | × | × | × | × | ○ | ○ |
参考までに;Life Status開始となる「JGC Three Star」になるのに必要ポイントは1500ポイント。国内線1搭乗ごとに5ポイント付与ですので、国内線搭乗300回で達成可能。ポイント有効期限はなし(コレ大きいですよね)。
ANA vs JAL 比較表
| 項目 | ANA | JAL |
|---|---|---|
| アライアンス | スターアライアンス | ワンワールド |
| 半永久資格 | SFC | JGC/Life Status |
| 改定インパクト | 非常に大 | 比較的小 |
| ラウンジ維持条件 | 年300万円決済 | 比較的緩い |
| ロイヤリティ重視 | 低下印象 | 強い |
| “修行文化” | 強い | やや穏やか |
| 家族重視 | 普通 | 強い |
| ブランドイメージ | ビジネス寄り | ホスピタリティ寄り |
JALの良さが見えてきた
正直に言います。
筆者は長年ANA派でした。
しかし今回改めて比較して感じたのは:
👉
JALは“長期顧客”を大切にしている
ということです。
ANAは“選別”へ
今回のSFC改定で見えたのは:
👉
「利用頻度の低い上級会員整理」
という明確な方向性です。
一方JALは…
JALのLife Statusは:
- 長期利用
- 累積実績
- ロイヤリティ
を重視しています。
この差は大きい
ANA:
- 今使っているか
JAL:
- 長く使ってくれたか
👉 価値観が違う
マイレージの“貯めやすさ”も違う
JALは:
- 国内線セール
- e JALポイント
- Life Statusポイント
など、比較的わかりやすい仕組みです。
ANAは金融化が進行
一方ANAは:
- ANA Pay
- ANA経済圏
- 決済300万円
など、航空会社というより:
👉 “金融・決済プラットフォーム化”
が進んでいます。
どちらが正しいのか?
企業経営としては:
👉 ANAの判断も合理的
です。
ただし…
感情面では:
👉
「長年支えてきた会員がどう感じるか」
も重要だったと思います。
筆者の結論
今回比較して感じたのは:
👉
JALの方が“会員ロイヤリティ”を大切にしている
ということでした。
正直な感想
もっと早く:
👉 JALの制度を知っておくべきだった
と思っています。
最後に
SFC改定は単なる制度変更ではありません。
👉
「航空会社が顧客をどう見るか」
が表れています。
これからの時代は:
- なんとなくANA
- なんとなくSFC
ではなく、
👉
「自分に合う航空会社を選ぶ」
時代なのかもしれません。

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