今回は著者のお勧めする具体的な英語学習(方法)についてです。
前回は著者の英語学習方法についてお話しさせていただきましたが、今回は著者がお勧めする具体的な英語学習方法についてお話しします。
現在は様々な英語学習素材であふれています。従来の英語教材、TV、ラジオ(古い)、映画、音楽に加え、インターネット、YouTube、スマートフォンのアプリなどです。
中でも著者のお勧めはずばり”English Journal(休刊中)”、”CNN English Express”です。広告宣伝費/エンターテイメント色の強いYouTubeやアプリと比べ、信頼度が違います。いずれも記事の内容と選択が洗練されていて、専門誌ならではの解説でコスパの面で優れています。
今回は特に”CNN English Express (定価1263円 (税込み)、電子版もあります。)”について、少し深堀します。
本書は創刊457刊くらいでしょうか。かなり歴史のある英語教材/雑誌です。著者は不定期ですが、何度もお世話になっております。24時間放送のニュース専門チャンネルであるCNN(Cable News Network)の情報を素材にして作られているため、本書を読むことにより世界の政治、経済、社会、エンターテイメント/芸能情報を英語で学ぶことができます。
本書の構成内容は下記です。
1.重要表現
2.SETP1 – 基礎編；20～30秒程度の短いニュースで基礎固め。
3.SETP2 – 中級編；3分程度の長めのニュースでリスニング力アップ。
4.SETP3 – 上級編；5分程度の長めのインタビューや討論で実践力養成。
5.問題集
上記#1で重要構文を学んだ後、#2～#4で短めの記事から長めの記事でリスニング、最後に#5問題集でTOEIC風な模擬テストを行うことができます。
現在、著者は実用メインなので#2～#4のリスニングで十分ですが、これらについて、最初はスクリプト/記事見ずに聞き、次に(2回目に)スクリプト/記事見ながら聞き、最後にスクリプト/記事見ずに聞くを1セット行います。TOEICなどテスト目的で学習されている方は２セット以上行うことをお勧めします。著者が学生の頃はリスニング後、紙に書きだして、答え合わせをしていましたが…。
あと、スクリプトを読むときは解説を熟読しましょう。実際に使われている専門用語や慣用句を専門家の解説付きで学ぶことができます。これが(無料の)YouTubeやアプリ素材と異なる点です。
最後に、本書を読むことで、CNNで話される生きた英語に慣れることができ、実際のCNNを聞くことの拒否反応が減ります。まずは失敗を恐れず、より多くの英語を聞きましょう。
著者が考える理想の言語学習は、まず基礎を学び、より多くの言語に触れ(リーディング/リスニング=入力)、理解し、自分の考えを自分の言葉として発信(スピーキング/ライティング=出力)していくことです。皆さん、誰に教わる訳でもなく”コカ・コーラ”、”アイルビーバック(I’ll be back)”って覚えましたよね。何度も聞いていると覚えてしまうんです。
以上、”著者のお勧めする英語学習(方法)”でした。この記事を読むことで皆様の英語学習のお役に立てると幸いです。
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